副業人材マッチングサービス『lotsful』、副業に関する定点調査(2022秋)
~副業経験/副業意向の推移に加え、新たに貯蓄や金融資産と副業の関係を調査~
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●調査サマリー
- 5月の調査から副業経験/副業意向のポジティブ回答は右肩上がり
- 副業月収は「5万円以上10万円未満」が増加傾向
- 最も副業を行っているのは、現年収が「600万円以上800万円未満」
- 最も副業を行っている人の貯金額は「30万~50万円未満」
今回の調査結果は、公式サイトでもご覧いただけます。 ▶https://lotsful.jp/news/172
▽参考データ
- 預貯金以外の金融資産(株式・債権・投資信託・積立型生命保険・個人年金などを含む)が「1000万円~2000万円未満」の方が最も副業を実施、意欲も高い
- 人事の70%以上が副業収入20万円/月以上
- 直近半年間の副業実施理由は「副業をすることに興味を持ったため」が7%に増加
▼前回の調査結果リリース
https://persol-innovation.co.jp/news/2022/0928-4/
■調査結果
✓副業経験/副業意向の推移は、過去3回の調査で徐々に増加(5月、8月、11月)
直近半年の間に副業を行った方は、5月が34.1%、8月が37.2%、今回は38.1%となりました。前回に引き続き、副業を行った人は増加傾向にあります。また、直近半年間の副業実施の意向は、5月が43.2%、8月が46.6%、11月が49.4%となり、こちらも増加傾向であることから、今後も副業を行う人が増えていくことが予想されます。
✓副業収入の推移(5月、8月、11月)
副業で得た月あたりの平均収入を尋ねると、5月、8月、11月全てで「5万円未満」が最も多い回答となりました。(5月:23.4%、8月:33.3%、11月:32.1%)また、「5万円以上10万円未満」の回答は5月から右肩上がりとなっていることが分かります。
✓副業経験者が最も多いのは「年収600万円以上800万円未満」
副業実施の有無と年収を照らし合わせてみると、現在の年収が「600万円以上800万円未満」の層が最も副業を行っており、57.4%となりました。次いで「800万円以上1000万円未満」が45.7%、「200万円以上400万円未満」が40.6%となりました。また、「実施しなかった」の回答が最も多かったのは、「回答したくない」を除き、「年収1500万円以上」で83.3%となりました。
✓預貯金「30万円~50万円未満」の層が最も副業を実施
直近半年の間に副業を「実施した」と回答したのは、預貯金が「30万円~50万円未満」の層が最も多く66.0%でした。次に回答が多かったのは、「10万円~30万未満」で59.2%です。預貯金が50万円未満の層では、自分のファイナンスに課題意識がある人が副業していることが推測されます。また、50万円以上~1000万未満の層では、副業の実施率は30~40%程度ですが、「1000万円以上~」と回答した方の実施率は3番目に多く、47.7%となりました。
【その他参考データ】
✓金融資産(預貯金以外)の保有額「1000万円~2000万円未満」の層が最も副業を実施
副業実施の有無と、預貯金以外の金融資産(株式・債権・投資信託・積立型生命保険・個人年金などを含む)の金額を尋ねたところ、最も副業を実施していたのは、預貯金以外の金融資産が「1000万円~2000万円未満」の方となり71.4%でした。次いで、副業を実施した人が多かったのは「50万円~100万円未満」で70.3%となりました。
✓最も副業意欲が高かったのも、金融資産(預貯金以外)「1000万円~2000万円未満」の層に
預貯金以外の金融資産(株式・債権・投資信託・積立型生命保険・個人年金などを含む)の金額と直近半年の間の副業意向について尋ねたところ、こちらも最も副業意欲が高かったのは、預貯金以外の金融資産が「1000万円~2000万円未満」の層となり82.1%となりました。次いで意欲が高かったのは「50万円~100万円未満」で81.1%となりました。
✓副業の職種別に収入を確認すると、人事の70%以上が副業収入20万円/月以上
副業職種別に月あたりの平均副業収入を尋ねたところ、人事の70%以上が月に20万円/月以上であることが分かりました。WEBデザイナーは、「5万円以上10万円未満」が最も多く40.7%となりました。その他、100万円以上の収入を得ているのは、企業の経営者(7.1%)、購買・仕入れ(4.8%)、営業(3.8%)でした。
✓副業した理由は、前回同様「自由に使えるお金を増やしたいため」がトップ
副業実施理由で最も多かった回答は、5月が「収入面の変化があったため」、8月が「自由に使えるお金を増やしたいため」でした。そして今回は、8月と同様に「自由に使えるお金を増やしたいため」が最も多い39.2%となりました。次いで多かった回答は「副業することに興味を持ったため」の31.7%となり、8月の24.4%よりも増加していることから、副業という選択肢が身近になりつつあることが伺えます。逆に、副業を実施しなかった理由を見ると、前回は、物理的な理由(会社が禁止・本業が忙しい)や「探し方がわからない」という声もありましたが、今回は「本業が忙しいため」が最も多く29.7%となりました。
■調査概要
調査手法 : インターネットリサーチ
Fastask(株式会社ジャストシステム提供)でアンケート調査を実施
調査地域 : 全国47都道府県
調査対象 : 全国の企業に勤める会社員 20~40歳代の男女
調査期間 : 2022年11月18日(金)~11月25日(金)
対象人数 : 668人
■副業人材サービス『lotsful』の特徴
<副業人材へのメリット>
(1)非公開案件も!多数のキャリアアップにつながる案件
『lotsful』は企業側の副業受け入れに関する啓蒙を積極的に行っています。事業開発、営業、マーケティング、人事、広報、経営企画など、ビジネス職を中心に多様な案件を取り揃えています。
(2)専任タレントプランナーによる無料カウンセリング
これまでの実績やスキルについて、他社でどのように活用できるかを専任のタレントプランナーが無料カウンセリングを実施。副業未経験者も安心してチャレンジが可能です。
(3)週1回〜OK!柔軟なはたらき方が可能
週1回から原則リモートでチャレンジできる案件がほとんどです。週に1回・4時間からなど、柔軟なはたらき方で副業をスタートすることが可能です。
<副業受け入れ企業側へのメリット>
(1)豊富なノウハウをもつ人材の活用
スキルアップや事業貢献を目的にした豊富な経験や実績を持つ人材をターゲットにしているため、社内のリソースでは不足している分野に関して、領域ごとに確立・洗練された事業運営ノウハウを活用していただくことが可能です。
(2)質の高いマッチング
大手企業・ベンチャーの両方に精通した専任タレントプランナーによるスキルアセスメントと目利きにより、各社のニーズ・課題や事業フェーズにフィットする人材を高い精度でマッチングします。
(3)初期コスト・成功報酬不要
初期費用・成功報酬費用は発生しません。タレントの稼働費用のみで、業務切り出しから募集掲載、契約手続きまで一連のサービスを利用することができます。
(4)副業受け入れが初めての企業も安心!プロによる仕組化支援
業務切り出しのサポートから、副業スタート時の煩雑な契約周りまでパーソルグループの豊富な人材支援ノウハウを活かしたオンボーディングサポートを実施。契約関連・労務管理等、副業人材活用の仕組み構築まで支援します。(契約形態は業務委託となります。)
■パーソルイノベーション株式会社について
< https://persol-innovation.co.jp/ >
パーソルイノベーション株式会社は、パーソルグループの次世代の柱となる事業創造を目的として、2019年4月に事業を開始しました。テクノロジー人材のエンパワーメントと企業のDX組織構築支援を行う『TECH PLAY(テック プレイ)』、日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム『AUBA(アウバ)』、シフト管理サービス『Sync Up(シンク アップ)』をはじめとした新サービスを運営するとともに、新たな事業開発やオープンイノベーション、デジタルトランスフォーメーションを推進、パーソルグループのイノベーションを加速していきます。
パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、人と組織にかかわる多様な事業を通じて、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
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